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相手を許せた時、はたして受けた心の傷は癒えているのか!?

2019.11.14

こんにちは!

心の扉のカウンセラーの福本 宏です!

いよいよ本格的に寒くなってきましたね。

 

今日の話題です。

トラウマ つまり「心の傷」について。

トラウマをお持ちの方は、本当に辛いですよね。

 

僕も思っている以上にけっこう傷が深かったので、本当に長年苦しみました。

 

過去の辛い体験も、その時の気持ちも見たくないし、忘れたいし、出来れば記憶喪失にでもなったらどんなに楽だろうとか。

 

または

「あの体験は自分のことじゃなく他の人の体験だ」

とか

「もう一人の自分だから本当の自分じゃないよね」

みたいな。

 

「いっそあの記憶を作り変えてしまおう!」と努力したり。

 

最後には意識して無理矢理にフタをしようとしたり、無意識にフタをして封印したり。

 

色々と考えたりしますよね。

 

時にはトラウマを癒さないままで、それを与えた人を許す努力をしたりしていませんか?

 

実際に

 

「人を許せば、自分自身も許せて楽になる!」

 

みたいな本もありますよね。

 

でもね、仮にそのトラウマを与えた人とその過去について話をして、運よく?謝ってもらい、和解して過去のことを水に流してから、仲直りしたり仲良くなったりしたとします。

 

「それって、うらやましいなあ。」

「心の傷も癒えるだろうな~、きっと。」

 

て、思いませんでしたか?

 

僕も昔、本当に許す努力をしましたし、実際に仲良くしていました。

 

だけど、ここが本当に「心の傷」に関するとても大切なポイントなんですけど。。。。

 

それは

 

「心の傷」は決して時間が解決してくれないし、

 

辛い体験は、決して無かったことには出来ないし、

 

今どれだけ心に傷を与えた人を許せていたとしても、

きちんと過去の辛い体験に向き合い、しっかりと

 

「そのときの感情や気持ち」

 

に寄り添うことが、非常に大切なんです!!

 

そして、そこからがスタートになります。

 

なので

 

そこから逃げれば逃げるほど、あるいはフタをしようとすればするほど、

「心の傷」はどこまでも追いかけてくるんです。

 

「ちゃんと私を見て」

 

「気づいて」

 

というように、心の傷はサインを出し続けます。色んな形で。。。。

 

ときにはそれが「生きづらさ」であったり、「なんにもないのに、いつもなぜかゆううつ」だったり、「自信がない」とか、「精神疾患」という形で出てきたり。。。。

 

僕のように、「慢性化した身体症状」として表現したりですね。(>_<)

 

僕自身が自分の「心の傷」から逃げたり、忘れる努力をしてましたから。苦笑

 

だから「あなたには、決して僕のような回り道をして欲しくない」と思っています。

 

ただし、一人で心の傷に向き合うのがとても辛くてたまらない時は

「決してムリをしてフタを開けないでくださいね。」

 

正直、一人ではなかなかキビシイと思います。

 

ときには、「二次的ストレス」になったりしますから。

 

そのために、プロのカウンセラーと一緒にセラピーをする必要があるんです。

 

焦ることはないですから、よーく考えてみてくださいね。

ただ、以上のことは大切なことですから知っておいて欲しいと思いますし、いずれ人生のどこかで

 

その癒しが必要だと感じられた時が

 

「あなたにとってのベストなタイミング」

 

だと思いますから、あなたに相性がよさそうなカウンセラーさんに、是非セラピーを受けられたらいいのではないかな、て思います。

 

今回も最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

それではまた!!(^^)/

 

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