心理カウンセリングルーム 心の扉 院長 福本 宏と申します。
当サイトをご覧いただき、誠に有難うございます。僕のことを多少なりとも知っていただくため、あえて自己開示します。
山口県下関市生まれ。山口大学経済学部卒業。元山口銀行員（現在の山口フィナンシャルグループ）。福岡市にカウンセリングルームを開業して現在8年目。カウンセリングの合計数が4,100回を超え、90％の方がお悩みが解消されるカウンセリングを実施しています。
銀行時代にうつ病による重い身体症状を発症してから以降、転職を繰り返し、長年入院と薬の服用を繰り返す中で、完治しないことに疑問を持つようになりました。
そんな中、心理カウンセリングを勧められて受けてみたら、ずっと抱えていたうつ病による身体症状から回復しました。
こうした中で、ある時「自分が苦しんできた様な心の病で苦しんだり、悩んだりしている人達を助けてあげたい。」と思い、自分も心理カウンセラーになることを決意。
また自分自身が多くのカウンセリングを受ける中で「もっと自分の気持ちに寄り添って共感して欲しかった。」「辛いときに自分の考え方や満たされなかった思いを頭から否定されて、一般論や先生の考え方を押しつけられたことが辛かった。」という思いがあったので、ご相談者の心の声を聴きながら、とことん気持ちに寄り添うカウンセリングを目指すように。
実際にご相談者の気持ちに共感して、一緒に涙を流すこともしばしばあります。
カウンセラーとしてのミッション（方針）は、一人でも多くの方に一度きりの人生を自分らしく、生き生きと、明るくたくましく生きられるように「最高の未来」を提供すること。
このように自己紹介するとなんだかスゴイ人と思われるかもしれませんが、実際にはそんなことは全然なく…
僕の生い立ちについて話したいと思います。
僕は生まれてからすぐに家庭の事情で3歳になる前まで、僕は覚えていませんが日中他人にあちこち預けられて、そこである方からは身体的虐待を受け、例えば全身がただれて真っ赤なミミズばれとして残るまでたたかれたり・・・・こういう風に書いてみますと、すさまじい体験ですね。（笑）
また別の方からはお湯だけ飲まされて、ミルクや食事もろくに与えてもらえなかったり、またある方からは僕が高熱でうなされ続けて、耳から膿（うみ）が出ていたにもかかわらず、どんなに泣き叫んでも病院に連れて行ってもらえず、祈りで治されようとして危なかったり、と色々辛い目にあったそうです。
良くご相談者の方からも「先生は大変な経験をされて来られたんですね。」と言われ、客観的に見てもよく生きて来られたなて思いますが、こんな経験をした僕でもおかげさまで、今は生き生きと毎日を楽しく過ごせて、カウンセラーの仕事にも従事できるほど変われたんです。
しかしそれらのことがトラウマ（心の傷）となったのだ、と今なら思いますが、とにかく見知らぬ他人の家へ連れて行かれる度におびえて、家に上がるのを怖れて必死で逃げ回っていたそうです。
恐らくまた一人だけ置きざりにされると思い、怖かったのでしょうね。
その後幼稚園に入園してからは、なぜか絶対にみんなと一緒に昼食を食べようとせずに（拒食）、やがて通園拒否をしたため仕方なく保育園へ変わったそうです。
小学校へ入学してからは、当時荒れていた11歳年上の兄に日常、身体的・精神的虐待を受け、常にびくびく怖れる恐怖の毎日でした。
そしてなぜかひんぱんに激しい嘔吐を繰り返して全く食欲が無くなり、食べ物を受け付けないので衰弱して、病院へ連れて行かれていたのを憶えていますが、どこの医者にも原因不明と言われて、あちこち病院をたらい回しにされていました。
あの頃本当に辛かったのを憶えています。
しかしやがて、実はそれはストレスによる周期性嘔吐症（自家中毒症）という心身症であることが判明して、小学5年の時と6年の時に2回入院しました。
でも僕にとってはその入院が安らぎのひと時でしたし、そこで毎日点滴をされていたのを昨日のことのように憶えています。
また小学校では数人から毎日のように「いじめ」にもあいました。
中学生になって、一人で抜毛症（髪の毛を抜く自傷行為でどうしても止められない）という精神疾患で苦しみましたが、当時病名はもちろん病気とも知らず大人になって知りました。
我ながら、なかなか壮絶な過去ですね。（笑）
やがて国立の山口大学経済学部へ入学し、卒業してから地元の銀行へ入行しました。
銀行時代はがむしゃらに働き、ありがたいことに多くのお客様にかわいがって頂いて、おかげ様で営業成績は常に良くて、支店長からも上司からも将来を期待されていました。
それでも僕は自信が無くて、いつもびくびくしたり、おどおどしていました。
その上、上司にも部下にも一言も言い返せない性格だったので、ただいつも自分を殺してひたすらガマンしていました。
今でいうパワーハラスメントやモラルハラスメントも受けました。
ある時からうつ病（仮面うつ病）による身体症状（突然、40度の高熱でもあるような全身倦怠感と胸苦しさに襲われ、歩けなくなり倒れこむ）に苦しみ、何度も入退院を繰り返すようになりました。
やむなく銀行を退職し、今度は「困っている人の援助をしてあげたい！」という思いで、理学療法士（PT）になることを目指しました。
その当時心療内科に入院中だったのですが、必死で勉強をして専門学校へトップの成績で入学して、入学式に代表挨拶をさせられました。
入学後も一生懸命に勉強していましたが、また（仮面）うつ病を繰り返しましたので、限界を感じて残念ながらこれもあきらめて泣く泣く中退しました。
この時は本当に悔しくて、一晩中泣いたのを憶えています。
それからは、なぜかうつ病を発症しては職を転々とする人生を長年に渡って歩みました。
その頃から特技のマジックで色んな人に感動といやしを与えたくて、ボランティア活動を開始しました。
そしてそれは、つい最近まで15年続けました。
おかげ様で、多くのプロマジシャンの方と知り合いになり、辛い日々を送る中で、唯一心の支えになったものです。
またいつも空をながめては、「自分は一体、何のためにこの世に生まれて来たんだろう？」と自問自答していたんです。
そしてある日、当時働いていた工場の片隅で「自分が苦しんできた様な心の病で苦しんだり、悩んだりしている人達を助けてあげたい！！」と心から思いました。
そう思うとなぜか涙があふれてきて、「やばい、泣いてるところを人に見られたらどうしよう。」と焦りながらも、涙が止まらずに泣いたものです。
それから必死で心理学、臨床心理学と心理カウンセリングの勉強を始めました。そうして資格を取り、全国を飛び回り各種のワークショップにも参加しました。
その過程で、実は僕は幼少期に受けたトラウマ（心の傷）が原因の「アダルトチルドレン」なのだと自覚しました。
薬で症状を緩和することは出来るし、それが必要なタイミングの方もいますが、アダルトチルドレンやうつ病は薬では根本的に克服できないことを悟りました。
僕自身が本当に多くのカウンセリングを受け続けたおかげで、うつ病による身体症状からすっかり回復しました。
それと同時に自分が大好きになって、自信が持てるようになりました。
また見た目が年齢より若く見られるようになり、「いつも生き生きとして元気ですね。」と言われるようになりました。
以上のような流れで現在に至りました。
そしていま、生きててよかったなと心から思います。＾＾
また実家の家族たちとも本当に仲がよくて、家族のみんなに心から感謝しています。
僕自身が精神科を受診したときにあまり共感してもらえず、ただ一般論や考え方の修正やアドバイスを押し付けられることが多くて、寂しい思いをすることも多々ありました。
ご相談者の方から耳にすることは、例えば色んなカウンセラーの方がいて、中には「何かイライラしていた」「なぜか怒りっぽかった」「貧乏ゆすりしていた」「パソコンの入力に一生懸命で私の顔を見て話してくれなかった」という方もいたそうです。
中には「カウンセラー自身がうつ病になって辞めたので、途中からまた別のカウンセラーに変わって困った。」という方も数名いました。これはちょっと問題ですね。（苦笑）
そして特に多い意見は「話を聴いてはくれてその時はスッキリしたが、結局悩みを解決してもらえなかった。」というものです。
以上のことから、僕はご相談者の方の気持ちにとことん寄り添うことを最も大切にしようと心がけています。
そしてただ話を聴くだけの傾聴型のカウンセリングだけではなく、ご相談者の方のお悩みに直接働きかけて、ご相談者の方と僕の二人でチームを組み一緒にお悩みを解決していくという、問題解決型のカウンセリングを行うようにして喜ばれています。
あと「そもそも自分の心のケアも出来ないなら、ご相談者の方に良いアドバイスも出来ないのではないか。」という思いがありますので、僕自身がストレスをためないように自分で自分自身のケアをしながら、毎日が楽しく過ごせるように心がけています。
最後になりましたが、僕のカウンセラーとしてのミッション（方針）とビジョン（最終目標）は、
僕のカウンセリングを通して、一人でも多くの方に一度きりの人生を自分らしく、生き生きと、明るく生きられるように「最高の未来」を提供したい！！
というものです。
いまあなたが何らかのお悩みや問題や心の病を抱えていらっしゃるのであれば、一人で苦しまず、また決してあきらめずに、是非僕に相談して見てくださいね。
きっと明るい、最高の未来が待っている！と心から信じています。
院長 福本 宏
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