ブログ
自分軸で生きる方法について徹底解説【心の傷専門カウンセラーが解説】|福岡のカウンセリングルーム
2020.03.13
突然ですが、あなたは ”自分軸” で生きていますか? 自信を持って「私には自分軸がある! 」と答えられますか? 自分の胸に手をあてて聞いてみましょう。
「私はいつも自分の意見に自信を持てているかな?」
「人と会うときは、相手に合わせて行動していないかな?」
自分軸で生きている人は自分の良いところはもちろん、弱い部分も理解しています。自分がどんな人間かをわかっているので、嫌なことがあっても自分で気持ちを整理して、すぐに次の行動に移せます。
そこで「自分軸で生きられるようになる方法はあるの? 」と、疑問に思われた方もいらっしゃるでしょう。自分軸が弱くなる原因は家族環境や学校、恋愛など、人によってさまざま。でも考え方を変えれば、どんな人でも自分軸で生きられるようになりますよ。
この記事では「自分軸で生きる」をテーマに、カウンセリング合計4,100回以上、お客様の悩みの90%以上を解消してきた「心理カウンセリングルーム 心の扉」の院長である僕、福本 宏が、次の3つについてお話します。
- 自分軸で生きるメリット
- 自分軸で生きるようになるための4つのステップ
- なぜ自分軸で生きることが必要なのか、ご相談者と僕の体験談
この記事をご覧になって、僕のカウンセリング内容について詳しく知りたくなりましたら、「心の扉」カウンセリングルームも合わせてご覧ください。
【前提】自分軸で生きるとは?
「自分軸で生きる」とは、「自分そのものを基準として生きる」こと。人生は一度きり。自分軸で生きている人は、自分の人生を大切にしています。
「じゃあ、自分軸で生きている人は常に幸せってこと? 」
「自分軸で生きる人は何でも上手にこなせるのかな? 」
自分軸で生きる人をこのように考える方もいらっしゃるかもしれません。自分軸で生きる人も落ち込むこともありますし、できないこともあります。
しかし自分軸で生きる人は、自分なりの対処法を知っています。なので落ち込んだり失敗したりしたときも、気持ちをすぐに切り替えて次の行動に移せるのです。
たとえば自分軸で生きる人が、学校のテストで国語が満点、数学が50点をとったとします。自分軸で生きる人なら国語の満点を喜び、国語力を伸ばしながら数学をカバーしようと勉強を頑張るでしょう。
逆に自分軸が弱い人だと、満点の国語よりも点数の低い数学ばかりを意識してしまいます。「どうせ私は数学ができないんだ…これじゃあ受験も危ない」と、弱みや失敗を自分の肩書きにしてしまうのです。
また、「他人軸」という言葉もあります。他人軸とは「他人や周りを第一に考える」こと。自分軸とは正反対の言葉です。
他人軸で生きる人は他人の目を気にしすぎて自分の意見を言えなかったり、相手の望むことばかりしてしまいます。他人軸で生きる人は自分の欲求を満たせず、生きづらさを感じやすいです。
たとえば、電車の中でお年寄りに席を譲る場面を考えてみましょう。自分軸で生きる人は「私は困っている人を助けたい」と考えて席を譲ります。一方、他人軸で生きる人は「周りの目が気になるから」「席を譲れば誰かが私のことを評価してくれるかも」と考えてしまいがちです。
「自分軸で生きる」とはどのようなことか想像できましたか? 自分が自分軸で生きているかどうか、自覚がない方がほとんどかと思います。でもいつも抱えている悩みや心のモヤモヤは、もしかすると自分軸で生きていないことが原因かもしれません。
自分軸で生きるとこんないいことがある!
それでは自分軸で生きられるようになると、どんな良いことがあるのか考えてみましょう。
1.我慢せずに自分のペースで物事に取り組める
自分軸で生きる人にはしっかりとした信念があり、自分のペースで行動しています。自分の中でやりたいことがいつでも明確です。なので、他人から自分が嫌だと思うことを頼まれても、相手に自分の気持ちをきちんと伝えられます。
「友人と買い物に出掛けたとき、お互いが寄りたいお店を事前に話していたので、お互いが好きなお店で買い物できた。」
「晩ご飯に食べたい料理が夫と一致しなかったけど、2つの料理を一緒に出したら両方とも美味しく食べることができた。」
自分軸で生きる人は、常に自分を優先して好きなことばかりしているというわけではありません。他人からお願いされたとしても「これが終わってから自分の好きなことをしよう」などのように、我慢せずに自分を基準にして行動できるのです。
2.毎日を前向きな気持ちですごせる
自分軸で生きる人は、毎日を前向きに明るく過ごしています。自分軸で生きる人は、つねに自分のやりたいことを持っています。自分のやりたいことが実行できれば、満足感や達成感が得られます。
「この人が書いた本、面白かったな。明日は別の本も読んでみよう」
「料理の腕をもっと上げたいから、調理器具やレシピ本もどんどん増やそう」
逆に他人軸で生きる人は、ほとんどの行動を他人のためにしています。そのため、自分軸で生きるよりも喜びを感じづらいのです。これが長い間続くと「私は何がしたいんだろう? 」と虚無感が生まれてしまいます。
自分軸で生きられるようになると、「毎日が楽しい」「明日もこの調子で頑張ろう」と思うようになります。そして悲しいことや嫌なことがあっても、それを受けとめて前向きに過ごせるようになるのです。
3.迷いがなくなり、すぐに決断し実行できる
自分軸で生きる人は自分を信じているので、迷いがなくすぐに実行します。自分軸がある人は自分の気持ちに正直。
ときには、周りの状況を見たり論理的に物事を判断したりと、実行までに時間がかかるときもあります。でも、基本は自分を主体にして決断します。
たとえば、あなたにずっと好きな人がいるとしましょう。自分軸で生きる人はその人に告白したいと思ったら、「今こそ、告白しよう! 自分の気持ちを伝えないと何も始まらない」と告白を決意します。
しかし自分軸が弱い人だと「告白して嫌われたらどうしよう…」と、不安になり告白できなくなってしまいます。
自分軸が弱いと頭の中で迷いが生まれて決断が遅くなりがち。しかし自分軸で生きる人は、迷いが出てきても、自分の正直な気持ちと向き合えるのでテキパキと行動できるのです。
4.本当の自分を知ることができる
自分軸で生きる人は自分をよく知ろうとします。そのため自分軸で生きる人は、自分の良い面もそうでない面も把握しています。
しかし他人軸で生きる人は、自分のことを深く見ようとしません。そうなると自分の知らない部分は、そのまま明かされないなんてこともあります。
たとえば自分の好きな食べ物をあげてみてください。その理由に対して「なぜ? 」と問い続けてみましょう。無理に答えを探そうとせずにゆっくりで大丈夫です。
「私はカレーライスかな。小さいころ、お母さんが作ってくれたカレーを食べるのが楽しみだったな。お母さんの料理を手伝うのが好きだったな」
「やっぱり私はお母さんが大好き。いつか私もお母さんみたいな親になりたいのかも」
このように自分について深掘りすることで、新たな事実や感情に出会うこともあるかもしれません。ただ、本当の自分を知ることがプラスになるときもあれば、マイナスをもたらすときもあるでしょう。
しかし、いずれにしても、自分軸で生きるようになると本当の自分に出会えます。そうすれば、強い心を持って生きていけるようになりますよ。
5.新しい生き方を見つけられる
自分軸で生きるようになると、新しい生き方を見つけられるようになります。なぜなら、視野が広がり気づきを得られるようになるからです。そうなると新しいことにワクワクして、チャレンジしたくなってくるでしょう。
たとえば就職活動。あなたが多くの企業について研究したとき、「こんな活動をする会社もあるんだ」と視野が広がった感覚になったことはありませんか?
自分軸で生きる人は「自身の可能性を広げたい」「自分の好きなことを追求したい」と、考えるようになります。自分の視野を広げようとするので、新しい発見ができるのです。
他人軸の人は学校や職場、家庭などでは他人の評価や秩序を気にしてしまいがち。このような環境にずっといると、外の世界を見る機会が減っていきます。そうすると自分の考えや興味を広げられず、新しい生き方を探そうとしなくなってしまいます。
自分軸で生きる人は視野が広い状態のまま行動するので、新しい生き方を見つけられるのです。
自分軸で生きるようになるためのステップ
ここまでご覧になって、「私ももっと自分軸で生きられるようになりたい」と考えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。自分と向き合いながら考え方を改善し続けることで、自分軸は強くなります。
焦らずご自分のペースで構いませんので、今からお伝えする4つのステップをやってみてください。
Step1.自分の本音と向き合う
自分軸で生きるためには、まずは自分を知ることが必要。そのためには本音と向き合わなくてはなりません。
どんな人でも生きていれば、良くも悪くも本音は必ず生まれます。そのときは自分の手を胸に当てて「いま、私はどんな気持ち?」と聞いてみましょう。
たとえばあなたが電車に乗ろうと列に並んでいたとします。そのとき知らない人が前に割り込んできたら、あなたはどう思いますか?
「順番に並んでほしい。イライラする!」
「私は割り込まれても平気と思われたのかな…悲しい」
このようにマイナスな感情と本音が出てくるときもあるかもしれません。しかし、そう考えてしまうのも個性の一つなのです。そのような自分の気持ちにも決して目を背けないようにしましょう。
「もしかして、私は自分で思っている以上にせっかちなのかも」
「私には優しいイメージがあるから、この人に割り込んでもよいと思われたのかな」
このように、意識してプラスな感情を思い浮かべてみましょう。すると、自分が知らなかった面に気がつくときもあります。本音を追求していくと、自分という人間がどんな人物かを把握できるようになります。
Step2.ネガティブな気持ちと距離をとる
ネガティブな気持ちが生まれたら、なるべく距離をとるようにしましょう。どんな人でも突然のトラブルや嫌な出来事が起こると、ネガティブな感情が生まれます。そのときは、この感情と自分との間に壁を置くイメージで距離をとるようにしてみてください。
先ほどの順番の割り込みを例にあげて考えてみましょう。このとき「今日は運がないなぁ。最悪…」と、マイナスの気持ちを引きずってはいけません。「あ、割り込まれた…こういう日もあるよね」と事実だけを受けとめて、気持ちを引きずらないようにします。
つまり「割り込まれたという嫌なことはこの瞬間だけ! 」と、気持ちを切り替えるのです。
なかには、自分の考え方を変えることに不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。そんな方にオススメの距離をとる方法があります。
それは負の感情があふれそうになったら、「私は運がないと思っているのね」と自分を客観視することです。そして負の感情とサヨナラする自分を思い描いてください。
最初はぎこちなく感じるかもしれません。でも続けることが大切です。ネガティブな気持ちと距離を取ることで、自然と負の感情を連鎖しなくなっていきますよ。
Step3.自分の努力や過程に注目する
自分の努力や過程に注目することで、自分軸が強くなります。自分の努力や過程を認めること。そうすると自分に自信が持てるようになります。
自分軸で生きる人は、他人から褒められたり良い評価を得たことも喜びを感じますが、それよりも自分を基準にして喜びや達成感を味わいます。
たとえば上司からプレゼンを褒められたとしましょう。自分軸で生きる人は「資料を工夫したし、たくさん練習したから成功したんだ」と自分を基準にします。しかしそうでない人は「上司の希望通りにプレゼンできた」と、成功した理由を他人基準で考えてしまいます。
思い通りの結果が出なくても、それまでに頑張ったことや成長できたことは何か考えてみましょう。
「目標体重は達成できなかったけど、ダイエットレシピを作るのは楽しかったな」
「仕事で失敗したけど、おかげで効率よく仕事をこなす方法を掴めたぞ」
このように努力や工夫した点、過程に目を向ければ、それをバネにして新しいことに挑戦できます。そして、人生を楽しめるようになるのです。
Step4.寝る前にその日の成功体験を書きとめる
Step3で自分のことを褒めたり、努力に気づくようになれたら、寝る前にその日にあった成功体験を記録してみましょう。
成功したり嬉しいことがあれば、すぐに自分を褒めたり喜びを感じるのも大切なこと。しかし喜びや成果を感じるのがその場だけの一瞬だと、記憶に残りにくく次に活かしづらくなってしまいます。
そこで、寝る前に1日の出来事を振り返ることで、再び達成感を得られます。さらに翌朝の目覚めから気分が良くなり、充実した気持ちで新たな1日を始められるでしょう。
ポイントは「その日にあったプラスの出来事をまとめる」こと。日記のようにすべての出来事を書くのではなく、自分の成功体験や努力したことを中心に書きます。
そして書いた内容を声に出したり、1か月後や半年、1年後にメモを読み直すとさらに効果的。自分が成長していること、自分軸で生きられるようになったことを実感するはずです。
「自分勝手」と「自分軸で生きる」の違いとは?
ここまでご覧になって「自分軸で生きることは、自分勝手と何が違うの? 」と疑問を持った方もいらっしゃるのではないでしょうか。どちらも「自分を主体に考えて行動する」という点では同じですが、違うところが2つあります。
1.相手を思いやることができるか
自分軸で生きるのと自分勝手の違いは、思いやりがあるかどうかです。自分軸で生きる人はやりたいことがあっても、それが相手の望まないことであれば相手を優先します。しかし自分勝手な人は、相手の気持ちを考えずに自分を押し通そうとします。
たとえばあなたが「今日は気分転換に買い物がしたい」と考えていたときに、同僚から「今から仕事をしてほしい」と頼まれたとしましょう。
自分軸で生きる人は「同僚も困っているし、買い物は今度にしよう。仕事で自分の力量を試すチャンスかも! 」と、気持ちをすぐ切り替えます。
一方、自分勝手な人は相手の気持ちを優先させません。「買い物をするって決めたから、友達のお願いを断ってしまおう」と、困っている相手を思いやらずに、自分の気持ちを守ろうとしてしまうのです。
2.他人に自分の価値観や欲求を押しつけていないか
自分軸で生きる人は、自分が他人と違うことを当たり前と思っているので、自分の考えを他人に押しつけません。しかし自分勝手な人は、自分の考えが正しいと思っているので、自分の意見を押しつけがちです。
たとえば友人が「私は焦って結婚したくない。結婚しても今の仕事は続けたい」などのように、理想の結婚について持論を展開してきたとしましょう。
自分軸で生きる人は「そういう考えもあるんだね。私は…」と、自分と友人は違うことを割り切りながら、自分の考えも伝えます。しかし自分勝手な人は「それは違うよ! 結婚は絶対早い方がいいって! 家庭に入った方が…」のように、自分が正しいかのように自分の意見を押しつけようとしてしまいます。
この違いは「自分の意見こそ正しいと考えているか」「自分に共感してほしいと思っているか」です。自分軸で生きる人は自分を信じているので、個性が違うのは当たり前だと考えます。
反対に自分勝手な人は、相手を自分の思い通りにしたい気持ちが強いです。そのため、自分の意見を押しつけてしまうのです。
僕は自分軸で生きる人も自分勝手な人も、自分を大切にしているところは同じだと思っています。しかし、明らかに違うのは「相手の価値をどう見ているか」です。
自分軸で生きる人は「自分はもちろん、相手の存在も大切」と考えています。なので、相手を一人の人間として尊重します。
しかし、自分勝手な人は「自分は大切。他はその次」と考えているので、相手への思いやりが低くなってしまっていると思うのです。
【コラム】自分軸で生きるということ
僕は幼少期の頃から、母親や兄からとにかく厳しく育てられ、大声で怒鳴られたり、顔を思い切りたたかれるのは日常のことでした。だからいつも二人の顔色をうかがいながら、びくびくする恐怖の毎日でした。
いつしか、「どうせ何をしても怒られるんだ。」と思うようになり、恐らく自分の心身を守るために、何でも言うことを聞き、ひたすら勉強を頑張る「いい子」を演じるようになっていました。
やがて思春期になっても、反抗したことがなく、本当は悔しい時でも、怖くて一言も言い返すことができずに、ひたすらガマンをしていました。
その後、銀行員として社会に出ると、自分の考えも、感情すら分からないので、常に周りに合わせていました。そして自分が正しいときでも、理不尽なことを言われたときでさえも、上司や先輩に一言も言い返せず、否定も言い訳もできませんでした。
言い換えると、自分というものが無く、また自分を押し殺して、他人の奴隷のような人生を歩んでいたと、いま振り返るとつくづく思います。
その結果、心から笑える日は無かったし、大変なストレスをもろに受けていました。そしていつも「自分の性格が悪いからなのだ」と、自分を責めていたように思います。
しかし、その後カウンセリングを受けるようになり、しっかりと心の傷が癒えたいま、当時の同僚からは全くの別人に見えると思います。
いまは、怖いものなしと言うと大げさに聞こえるかもしれませんが、常に自分を大切にし、相手が誰であれ自己主張できるようになれましたし、他人の目が怖いとか、どう思われているか恥ずかしい、と言う感情は全くなくなりました。
本当にいま、正に自分軸で「自分の人生を生きている!」と思いますし、辛かった過去も受け入れられるようになりました。
更に、他の人の気持ちに寄り添う余裕も持てるようになり、僕と出会う様々な人や生きものや物に心から感謝しています。
【事例】自分軸で生きるようになったご相談者の声
ここまでご覧になって、「自分軸で生きるようになった人の様子が知りたい! 」と思われた方も多いのではないでしょうか。ここで実際に僕のカウンセリングを受けて、他人軸の考えから自分軸の考えに変えられたお客様の声を2つご紹介します。
事例1. 他人を気にしないことで、自分をもっと大好きに! Iさん(50代・女性)
心の扉さんのカウンセリングを受けようと思ったのは、自分でいることがとても困難な状態になって、一度カウンセリングを受けてみるのもありではないかと思うようになったからです。
かなり切羽詰まった状況に陥りワラにもすがる思いでしたし、ネットで心の扉を見つけて、福本先生の雰囲気でなんとなく決めました。
実際にカウンセリングを受けたおかげで、いま毎日を楽しく過ごせています。気持ちの持ち方が変わったというか、ウソみたいな感覚です。イヤなことばかりにフォーカスしていた頃とは違って、視点がたしかに変わりました。
それにより、他人を気にしないようになりました。そればかりか、思ったことは溜め込まずにout putするようになりました。思ったことは他人にとって嫌なことでも、なんとなく笑顔でユーモアを込めて返している自分がいます。
なんだか自分がいると、周りまで明るくなっている気がしています。
特にメンタル面では、自分軸で生きている感じです。他人にどう思われるとか気にしない。自分がしたいこと、楽しいこと、安心、ホッとすること、ワクワクすることに重きを置いて行動することで、周りも平和になっている気がします。いまは常識や世間体などもう気にしていません!
またカウンセリングの最初のときは、本当に改善するのかと疑心暗鬼でした。「こんな自分でも変わりたい、変えたい! 」「これで変わらなければ、もうダメかも」という、言葉には表し難い気持ちと不安で一杯でした。
あるとき、カウンセリングで福本さんから「『今までよく頑張ったね』『私は、私が大好き!』『生まれてきて本当に良かった』と10回ずつ言ってください」と言われたことがあります。そのときは躊躇せずに言えた自分に、なんかびっくりしました。
でも自信満々で言えました。福本先生も驚かれるようなレベルで! ! こんなはずかしい言葉(以前の自分ではそう思う)をおしげもなく、大きな声で、女優さんのセリフのように言えた自分が、なんだか、いとおしく思えました。
私がこのカウンセリングをオススメしたいのは、私もそうでしたが、自己肯定感の低い、インナーチャイルドの癒えていない方たちです。自分を好きになれなければ、人生うまくいかないと思います。目の前の世界は、自分が創り出しているのだから、自分が創造主です。
もしカウンセリングを迷っていらっしゃるのであれば、自分は変わるんだ、変わりたい、と思ったときから変化が始まっているのだと思います。
ぜひとも、一歩を踏み出してみてください。人を頼っていては、何も変わりません。
事例2.自分軸が強くなって、抱えていた不安がなくなりました! Kさん(40代・女性)
ネットでカウンセラーの方を見つけて、福岡でもいないかと思い検索して、心の扉を知りました。
私の悩みは、人が怖いことと何をしても楽しいと思えないことでした。
そしてホームページにあったアダルトチルドレンのことを見て、自分にあてはまると思いました。また先生の経験されたお話を見て、この先生になら相談できると思いました。
実際にカウンセリングを受けて、自分を大切にしてよい、やりたいことがあればやってもよいと、自分にかけていた呪いを解くことができ、楽しめるようになりました。
特に私が気に入ったことなんですが、苦手なことができない自分でもいい、と自分を受け入れることで人への恐怖心がなくなりました。また自分の抱えている不安が小さくなることで、やる気が出てだらだら過ごさず、行動に移せるようになりました。
このカウンセリングを受けて一番うれしかったのは、笑えるようになったり、自分に優しくできるようになることで、家族にも優しくできるようになったことです。
もしカウンセリングを受けてなかったら、今の状態にただ悲観するだけで、寝込んでいました。また、子供をもっと苦しめていました。
今後の先生へのリクエストがあればお願いしたいとのことですが、短くてもいいので、LINEなどのSNSで発信していただけたら、これからも力を頂けるかと思います。
もしカウンセリングを受けようか迷っているのなら、現状を変えたいから迷っていると思います。迷っているなら、動いてみるしかないです! !
【まとめ】自分軸で生きる 要点まとめ
最後に自分軸で生きることについて、ポイントをお話します。
- 自分軸で生きる人は、自分の長所や短所などを理解し、これらと上手に付き合いながら自分の人生を楽しめる
- 自分軸で生きられるようになると、自分を大切にできる
- 自分軸で生きる人は周りの目や評価に固執しなくなる。しかし、相手を思いやる気持ちもある
自分軸で生きることで、あなたは充実した人生を過ごせます。自分の人生は自分のもの。他人のための人生ではありません。
自分軸で生きること。自分自身を見失わないこと。これらが大切だとわかっていても、家族や友人、職場など人と関わりながら生活すると、だんだん自分は弱いものだとくじけそうになるときもあるでしょう。
そのような悩みが出たときは、決して一人で苦しまないでください。あなたが信頼できる人に相談するのもよいですが、自分軸について悩んでいる方のケアに詳しい、カウンセラーに打ち明けてみましょう。
自分軸で悩むことは決して珍しくありませんので、あなたが抱えている日々の悩みや不安についてお話されてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、本当にありがとうございました!! (^o^)/
自分軸で生きるようになるには、考え方を変えることが必要です。「これまでの自分を変えたいけど勇気が出ない」「私にもできるのか不安」と感じた方は、「心の扉でできること」でご相談ください。
*ご予約はこちらから ↓
http://kokoronotobira.top/contact/